プリフロップ徹底解説!アクションや戦略を習得してポーカーで勝利を掴め!

プリフロップ アイキャッチ

オンラインポーカーをプレイする方の中には以下のように考えている方も多いでしょう。

  • ポーカーで安定して勝てるようになりたい
  • 基本的な戦略を習得したい
  • プリフロップについて詳しく知りたい

オンラインポーカーが上手くなる上でプリフロップを理解することは必要不可欠です。
プリフロップは、ポーカーの勝率を左右する、最初に駆け引きを行うベッティングラウンドです。

当記事では、プリフロップでのアクションや戦略、プリフロップを理解するメリットなどを徹底的に解説します。

ぜひ最後まで読んで、プリフロップの基礎知識を身につけ、ポーカーで活用してください。

目次

プリフロップとは?一番最初に行う駆け引き

プリフロップとは?

プリフロップとは、ポーカー(テキサスホールデム)において最初に行われるベッティングラウンドです。

スターティングハンドとして2枚のカードが配られ、配られた2枚でベットするかを判断します。

スターティングハンド2枚だけで他のプレイヤーとの駆け引きを行わなければならないため、プリフロップは勝率を大きく左右するラウンドであるといえます。

なお、プリフロップ以降は、以下3つのラウンドがあるので覚えておきましょう。

プリフロップ以降のラウンド
  • フロップ:スターティングハンド2枚にコミュニティカード3枚を追加確認してベット
  • ターン:スターティングハンド2枚にコミュニティカード4枚を確認してベット
  • リバー:スターティングハンド2枚にコミュニティカード5枚を確認してベット

プリフロップの流れとアクション

ここから、プリフロップの3つの流れと、その中で行われるアクションについて解説します。

  • 流れその1:SB・BBによるベットから開始
  • 流れその2:BBの左隣から時計回りでアクション
  • 流れその3:2人以上参加していればフロップへ

プリフロップにはどのような流れがあり、どのようなアクションが行われるのか、しっかりと理解していきましょう。

流れその1:SB・BBによるベットから開始

プリフロップ ポジション

ポーカーでは、上の図のようにプレイヤーが並んでいます。

その内、ライブブラインドにいるSB(スモールブラインド)とBB(ビッグブラインド)の両名がベットすることから、プリフロップは始まります。

ポーカーを開始するうえで、SB・BBの両名は必ずベットしなければなりません。

なお、SB・BBがベットする額は、SBがブラインドの半額、BBはブラインドと同額です。

流れその2:BBの左隣から時計回りでアクション

SB・BBがベットしたら、BBの左隣から時計回りでアクションを起こします

ポーカーのルール上、スターティングハンド2枚に基づいて一番初めにアクションを起こすのは、アーリーポジションにいるUTG(アンダーザガン)です。

UTG以降のポジションでは、以下いずれかのアクションを選択して実施します。

プリフロップで行うアクション
  • コール:前のプレイヤーと同額をベットすること
  • レイズ:前のプレイヤーのベット額にチップを上乗せしてベットすること
  • フォールド:ベットせずゲームを降りること

コール・レイズとはベットしてポーカーの賭けに参加する意思表示で、フォールドとは賭けに参加しない意思表示です。

UTGが上記アクションをとった後、時計回りでアーリーポジション→ミドルポジション→レイトポジション→ライブブラインドと順にアクションをとります。

最後にアクションを起こすのがBBです。

流れその3:2人以上参加していればフロップへ

プリフロップにおける全員のアクションが終了した段階で、2人以上ゲームに参加していればプリフロップは終了、フロップへ移行します。

プリフロップの流れを理解しやすいよう、以下に流れとアクションの例を紹介します。

流れとアクションの例その1
  1. UTG:フォールド
  2. EP2:フォールド
  3. MP1:コール
  4. MP2:フォールド
  5. MP3:フォールド
  6. CO:フォールド
  7. BTN:フォールド
  8. SB:コール
  9. BB:チェック

上記の場合、BBのチェックでプリフロップは終了です。

チェックとは、始めにBBがベットしたブラインドに追加でチップを追加することなく、賭けに参加する意思表示です。

流れとアクションの例その2
  1. UTG:レイズ
  2. EP2:フォールド
  3. MP1:フォールド
  4. MP2:フォールド
  5. MP3:フォールド
  6. CO:コール
  7. BTN:フォールド
  8. SB:フォールド
  9. BB:コール

上記の場合、BBのコールでプリフロップは終了です。

BBは始めにブラインド分のベットをしているため、UTGがレイズしたチップの差額を支払うことで賭けに参加します。

以上のように、2人以上が賭けに参加したら次のフロップへ進み、コミュニティカードを開いてベットを行います。

プリフロップにおける戦略10選

プリフロップの戦略

ここからは、プリフロップにおける戦略10選について解説します。

  • 自身のハンドで勝負すべきか見極める
  • ポジションを考慮してアクションを起こす
  • リンプインを避ける
  • 弱気なアクションを攻める
  • レイズは一定にする
  • 適切なベットサイズを見極める
  • タイトすぎるプレイは避ける
  • 自分と相手のスタックを考慮する
  • 適切にフォールドする
  • フォールド後も情報収集を怠らない

プリフロップにおける戦略を理解し、ポーカーの勝率を上げていきましょう。

自身のハンドで勝負すべきか見極める

自身のスターティングハンド2枚で、勝負すべきか見極めることが勝つために重要です。

ポーカーのプリフロップでは、スターティングハンド2枚の内容により、勝率が大きく左右されます

ポジションにより勝負するスターティングハンドの範囲(ハンドレンジ)が理論的に解析されており、ハンドレンジ表として公表されています。

そのため、ハンドレンジ表なども参考に、どのようなハンドで勝負すべきか見極めましょう。

また、ブラインドポジションの場合、スターティングハンドで勝負する範囲が広いとされています。

しかし、ブラインドポジションだからといって、他のプレイヤーが最小限のレイズをした際、フロップでのコミュニティカードに期待して容易にコールするのは避けましょう。

ブラインドポジションでは最初に強制ベットをしているため、コールで支払う額も他のプレイヤーに比べて少額です。少額だからと油断していると、いつの間にかチップを失ってしまうでしょう。

プリフロップでは、理論に基づき、冷静に自身のハンドと向き合うことが求められます。

ポジションを考慮してアクションを起こす

プリフロップでは、ポジションを考慮してアクションを起こすことが重要です。

一般的に、レイトポジションに比べて、アーリーポジションのほうが不利とされています。不利な理由は、レイトポジションのプレイヤーほど、前のプレイヤーのアクションを情報として収集し、自身のアクションの判断に活かせる点にあります。

たとえば、前のプレイヤーがコールなど弱気なアクションをとってきたら、自身のハンドが強ければレイズで勝負できるでしょう。

また、前のプレイヤーが強気なレイズをしてきたら、自身のハンドがよほど強くない限り、フォールドしたほうが賢明です。

一方、アーリーポジションのプレイヤーは不利な状況にあるため、勝負できるスターティングハンドの範囲が狭いことを意識する必要があります。

ポジションの優劣を認識し、ポジションを考慮した冷静な判断とアクションを心がけましょう。

リンプインを避ける

プリフロップでは、リンプインを避けることも重要な戦略です。

リンプインとは、最初にレイズできる状況でBBのベットにコールすることを指し、「リンプ」とも表現されます。

リンプインを避ける理由は、弱気なベット=強いハンドではないと他プレイヤーから見透かされ、標的にされる可能性があるからです。

強いハンドではないとわかれば、レイトポジションのプレイヤーは強気にレイズしてくるかもしれません。レイズされた結果、強いハンドではないためフォールドしては、リンプインした分のチップの無駄遣いです。

そのため、勝負できるスターティングハンドのときにはレイズ、微妙なときにはフォールドと割り切ったほうがよいでしょう。

弱気なアクションを攻める

前述の「リンプインを避ける」とは真逆で、リンプインやコールといった弱気なアクションを徹底的に攻めましょう

リンプインやコールするプレイヤーの手札は、微妙なことが多いです。

自身のスターティングハンドが強ければ、リンプインやコールしたベットに対して積極的にレイズしましょう。相手が微妙なハンドであれば、フォールドに追い込めます。

他プレイヤーの弱気なアクションを攻め、中途半端に次のフロップに進ませないことが重要です。

レイズは一定にする

レイズの額は一定にするのも大事な戦略です。

レイズは2BBからできることが多いですが、ハンドの強さにあわせてレイズの額を頻繁に変えるのは、相手に手の内をさらしているのと同様の悪手です。

そこで、基本的にレイズは3BBを目安に一定にしましょう。常に3BBでレイズすれば、弱気なレイズとも受けとられず、ハンドの強弱も他プレイヤーに読まれにくくなります。

手の内を見せず、他プレイヤーに読まれにくくするため、レイズを一定にすることを心がけましょう。

適切なベットサイズを見極める

ときに適切なベットサイズを見極めることも重要です。

前述の「レイズは一定にする」で、手の内を見せないためにレイズする際のベット額は3BB目安に一定にするよう解説しました。

しかし、プリフロップの目的は、他プレイヤーをフォールドに追い込み、安易にフロップに進ませないことです。

多くのプレイヤーは、中程度の強さのスターティングハンドであった場合、フロップに期待してリンプインやコールといったアクションをとります。

そのような場合、2BBなどのミニマムなレイズでは、他プレイヤーもコールで追従してくる可能性があります。

そのため、自身のハンドが強いのであれば、3BBや4BBのレイズで他プレイヤーをフォールドに追い込むことが、勝率を上げる鍵にもなるでしょう。

他プレイヤーを追い込むために、適切なベットサイズを考慮しながらプレイしましょう。

タイトすぎるプレイは避ける

タイトすぎるプレイを避けるのも戦略のひとつです。

スターティングハンドで勝負する範囲を絞ることは戦略上重要です。しかし、範囲を絞りすぎてプレミアムハンドだけを待つプレイスタイルでは、勝負時にスタックがショートしている可能性もあります。

そのため、スタックがショートする前に勝負できるよう、タイトすぎない範囲でプレイする必要があります。

一方、ルーズすぎるプレイも避けるべきです。中途半端なスターティングハンドでの勝負を頻繁に行うことも、スタックがショートする原因となるでしょう。

タイトすぎず、ルーズすぎないプレイを見極めることが大切です。

自分と相手のスタックを考慮する

自分のスタックと相手のスタックを考慮してプレイしましょう。

スタックが少なくなれば、レイズなどの積極的なアクションができなくなるため、プレイが変わります。

そのため、フロップでは自身のスタックが展開に対応できるかを見極め、プリフロップで立ち回る必要があります。

また、相手のスタックを確認し、どのようなアクションをとるか予測することも重要です。

スタックによって思い切ったアクションがとれなくなることも考慮し、状況を見極めることが勝率アップへとつながります。

適切にフォールドする

プリフロップでは、適切にフォールドするのも重要な戦略のひとつです。

フロップに進むプレイヤーが少なければ少ないほど、自身の勝率は上がるでしょう。

しかし、大きく賭けてフロップに進むプレイヤーが複数人いれば、勝ち抜ける確率は少なくなってしまいます。

他プレイヤーと競って最終的に大きく負けるより、損失の少ないタイミングでフォールドして損失額を少なくしたほうが賢明な場合が多いです。

ポーカーで最終的に勝つためには、引き際が重要であるため、冷静にフォールドすることも念頭に置いてプレイしましょう。

フォールド後も情報収集を怠らない

フォールド後も情報収集を怠らないようにしましょう。

フォールドしたらゲームが終了、ではありません。自身がフォールドした後も、他プレイヤーのハンドやアクションなど、後のプレイに役立つ情報が収集できます。

フォールド後に収集できる情報をもとに、他プレイヤーの戦略を把握し、どのように対応していくか判断すれば、勝率を上げられるでしょう。

情報収集が、ポーカーのプリフロップで勝つための鍵となります。

プリフロップを理解するメリット

プリフロップ メリット

ポーカーのプリフロップを理解するメリットが3つあります。

  • メリットその1:初心者だと思わせない
  • メリットその2:損失を最小限に抑える
  • メリットその3:相手のハンドを絞れる

メリットを理解したうえで、プリフロップを覚えていきましょう。

メリットその1:初心者だと思わせない

プリフロップを理解し適切なアクションを選択できれば、初心者だと思われることが少なくなります

とくに気をつけたいのがリンプインです。プリフロップの戦略を理解しておらずリンプインを繰り返せば、初心者としてカモにされる可能性があります。

しかし、リンプインしなければ、初心者=カモと思われることが少なくなるでしょう。

プリフロップの適切な理解は、初心者と思われカモにされることを避けるメリットにつながります。

メリットその2:損失を最小限に抑える

プリフロップを適切に理解してアクションを選択できれば、損失を最小限に抑えられます

プリフロップの戦略を理解すれば、スターティングハンドで勝ちが見込めるか判断できます

また、ポジションに応じた適切なアクションができれば、勝つ見込みのある勝負にのみ参加できるでしょう。

勝てる勝負にのみ参加することは、損失を最小限に抑えることにつながるため、プリフロップを理解する大きなメリットといえるでしょう。

メリットその3:相手のハンドを絞れる

プリフロップを理解すれば、相手のハンドは絞れます

プリフロップでは、ポジションごとにスターティングハンドで勝負できる範囲があるとされています。

ポジションごとの勝負できる範囲がわかれば、相手のアクションからハンドを絞ることが可能です。相手のハンドが絞れれば、自身のハンドと比較検討できるため、アクションの判断に役立つでしょう。

そのため、プリフロップを理解することは、相手の手札を絞り自身の判断を助けるといったメリットにつながります。

プリフロップを練習するならWPT Globalがおすすめ

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プレイヤー数も多いため、24時間いつでもポーカーをプレイできるのが魅力です。

ポーカーの無料プレイはできませんが、初回入金ボーナスがあるため、ボーナスを活用してプリフロップを練習しましょう。

プリフロップのよくある質問

プリフロップ よくある質問

プリフロップのよくある質問3つについて、回答します。

  • プリフロップの参加率はどれくらい?
  • ハンドレンジ表とは?
  • プリフロップアドバイザーとは?

疑問点はあらかじめ解消しておきましょう。

プリフロップの参加率はどれくらい?

プリフロップの参加率は、一般的に20~25%といわれています。
つまり、賭けに参加するのは4~5回に1回のみで、それ以外はフォールドすることを表しています。

ハンドレンジ表とは?

ポーカーのハンドレンジ表とは、自身のハンドで賭けに参加するか判断する範囲(ハンドレンジ)を表にしたものです。
プリフロップで使用できるものや、フロップ以降で使用できるものなどがあります。
ハンドレンジ表を表示するツールとして、GTO Wizardなどが有名です。

プリフロップアドバイザーとは?

プリフロップアドバイザー「Preflop Advisor」とは、POKERSNOWIEが提供するポーカーのプリフロップをサポートするアプリです。
プリフロップのさまざまな状況でどのようにアクションをとるか、アドバイスを提供してくれます。
プリフロップアドバイザーは、スマホアプリだけでなく、Webでも利用可能です。

プリフロップのアクション・戦略まとめ

プリフロップのアクションや戦略について解説しました。

プリフロップはポーカーにおいて最初に駆け引きを行う重要なラウンドです。

そのため、プリフロップのアクションや戦略を身につけられれば、勝率を上げられます

ぜひ本記事を参考にプリフロップの理解を深め、オンラインポーカーでの勝率アップにチャレンジしてください。

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