【入門編】初心者向けに解説！テキサスホールデムの基本ルールとは

2024年10月10日

テキサスホールデムとは、数あるポーカーのルールの中の一つで、「ポーカーといえばテキサスホールデム」というくらい人気の高いものです。

最近では日本でも人気が出てきており、世界では主流なポーカーのルールということで、「ルールを覚えたい！」という人もいるのではないでしょうか？

テキサスホールデムポーカーはルールは複雑ですが、一つのゲームで状況が二転三転し、その中で相手の状況を読みながら戦略的にゲームを進めることができるというのが魅力の一つです。

今回の記事では、そんなテキサスホールデムのルールを、「そもそもポーカーのルールも知らない…」や、「カジノで楽しめるゲームに興味があるけど、とりあえずポーカーから始めたい！」という人向けに、わかりやすく解説していきます。

今回の記事を最後まで読めば、テキサスホールデムポーカーのルールがわかり、実際に今スグにでもゲームを始められるようになりますよ。

１．テキサスホールデムとは？

まずは、テキサスホールデムポーカーがどんなルールなのかを簡単に解説していきます。

ポーカーと聞いてイメージするのは、カードが5枚ずつ配られて、その中から「ペア」などの役を作って行くというものではないでしょうか？

実際に、テキサスホールデムでも通常のポーカーのように役が存在しますが、カードを5枚ずつ配るわけではありません。

テキサスホールデムは「フロップポーカー」と呼ばれる種類のポーカーで、下の図のようにコミュニティカードと呼ばれる、参加者全員が自分の役として数える共通のカードが存在します。

この5枚のコミュニティカードと、各プレーヤーに配られた2枚のカードで構成された一番強い役が自分の手役となり、その強さを競っていくというのが、テキサスホールデムポーカーの基本的なルールです。

ざっくりとしたルールをご説明しましたが、まずはどのような役があるのかや、強さの順位などをご説明していきますね。

２．テキサスホールデムの役一覧

テキサスホールデムの役は、通常のポーカーと同じ役になります。

ポーカーでは、

数字が揃っている
5枚のカードの柄が揃っている
5枚のカードの数字が連続している

のいずれかの条件で、役が決まっています。

また、カードはA,K,Q,J,10~3,2の順番で強いという扱いになります。これに関しては、具体的な役の説明で解説しますね。

ワンペア：同じ数字のカードが2枚、残り3枚の数字がバラバラ

同じ数字のカードの事をペアと呼びます。

ワンペアが複数人いた場合は、ペアの数字で強弱を判断します。

例えば、10のペアよりもAのペアを持っている人の方が強いということです。

ペアが同じ数字だった場合、残りの3枚のうち最も強いカード（このカードの事をキッカーと呼びます）、2番目、3番目と順次比較していきます。

ツーペア：同じ数字のペアが2組

ワンペアが二つできている状態ですね。

ツーペアが複数人いた場合は、最も強いカードのペアを持っていた人が勝利となります。

スリーカード（セット）：同じ数字のカードが3枚、残りの2枚がバラバラ

別名「セット」、状況によっては「トリップス」とも呼ばれます。

スリーカードと呼ぶのは日本人くらいなので、本場のカジノでは「セット」と呼ぶようにしましょう。

ストレート：5枚の連続したカード、マークはバラバラ

5枚のカードが連続しているのがストレートです。

ただし、Q-K-A-2-3のように、Aを跨ぐ形ではストレートにはなりません。

ストレートが複数人いた場合は、最も強いカードを持っていた人が勝利となります。

最強と最弱のストレートは下記のようになっています。

最強のストレート：A-K-Q-J-10
最弱のストレート：A-2-3-4-5

フラッシュ：同じ絵柄のカードが5枚

フラッシュが複数人いた場合は、それぞれの最も強いカード同士を比較して勝敗を決めます。必要に応じて、2番目以降に強いカードの比較も行います。

もし、全ての強さが同じだった場合は、引き分けとなります。

フルハウス：スリーカードとペアのセット

フルハウスはスリーカードとペアの組み合わせです。

フルハウス同士の場合、スリーカード部分の数字が最も強いプレイヤーが勝利となり、スリーカード部分が同じだった場合、ペアのカードの強い人が勝利となります。

フォーカード（クワッズ）：同じ数字が4枚

読んで字のごとく、同じ数字のカードが4枚の組み合わせです。

フォーカードは別名「クワッズ」と呼ばれます。

同じ数字のクワッズは複数人で同時に成立しませんので、単純にクワッズ部分の強弱のみで決着がつきます。

ストレートフラッシュ：同じ絵柄で、連続した5枚のカード

その名のとおり、ストレートとフラッシュの複合形です。

ロイヤルストレートフラッシュ：同じ絵柄で、A-K-Q-j-10

A-K-Q-J-10限定のストレートフラッシュをロイヤルストレートフラッシュと言います。

しかし、厳密にはストレートフラッシュもロイヤルストレートフラッシュと同じ役です。

ただ単に呼び方が違うだけですね。

ハイカード：上記のどれも当てはまらない。

これまで紹介した役に当てはまらない場合は、ハイカードとなります。

いわゆる役無しの「ブタ」というやつです。

しかし、ハイカードでも勝てるケースは多々あります。ハイカードは手札の中で一番強いカード（ハイカード）の比較で強弱が決まります。

Aがハイカードの人とKがハイカードの人では、Aを持っている人の方が強いということです。

役の強弱

改めて役を弱い順に並べましたので、しっかり覚えましょう。

３．テキサスホールデムのゲームの流れ

ここからは、実際のテキサスホールデムポーカーのゲームの流れを説明していきます。

まず、ゲームを始める前に「ディーラーボタン（上画像のDマーク）」の場所を決めます。

ディーラーボタンの位置になったプレイヤーは、他のプレイヤーの意思決定を見ながら自分のアクションを決めることができる、最も良いポジションになります。このポジションの事を「ボタン」と呼びます。

このディーラーボタンの位置にいる人と、カードを配るディーラーは全くの別物なので注意してください。

ディーラーボタンのプレイヤーが決定したら、ディーラーボタンのプレイヤーが最後になるように時計回りにカードを配ります。

ディーラーボタンの左隣のプレイヤーをスモールブラインド（SB）その左隣のプレイヤーをビッグブラインド（BB）と言います。

ブラインドとは強制ベットのことを指しますが、カードが配られた段階でSBとBBは強制的に決まった額をベットする必要があります。

ゲームによって強制ベットの額は変わりますが、BBはSBの2倍の金額をベットするのが一般的です。

ここまできたら、ゲームがスタートします。まずは、ゲーム中にプレイヤーが行うアクションについて解説していきますね。

テキサスホールデムのアクション一覧

ゲーム中にプレイヤーが行うアクションは以下の通りです。

・フォールド

ゲームから降りること。カードをディーラーに返し、以降そのゲームに参加することができなくなります。

・チェック

パスすること。お金を賭けることなく、次のプレイヤーに順番を回します。

・コール

それまでにベットされていた場合、同額をベットすること。

・ベット

チップをかけること。それまで誰もチップをかけていない状況だと、ベットという。

・レイズ

ベットされている金額に上乗せすること。

これらのアクションを以下で説明していくゲームの流れの中で行うことになります。

今回は、SBが10ドル、BBが20ドルでゲームの流れを説明していきますね。

1.プリフロップ

カードを配り終わり、ディーラーボタンの位置が決まって、SBとBBが強制ベットを終えると、まずはこのプリフロップというラウンドに入ります。

プリフロップでは、BBの左隣にいる人から順番に前述のアクションを行っていきます。

この時点でコミュニティカードは一枚も場に出ていませんので、配られた2枚のカードのみで判断することになります。

すでに、SBとBBがそれぞれ10ドルと20ドルを掛けている状態なので、チェックを行うことはできません。

20ドルのブラインドに対して、フォールドかコール、レイズを選択していくことになります。

つまり、自分の手札を見ながら、降りてもいいし、賭け金をあげても良いということです。この時に、自分の手札が悪くてもレイズを行い、周りにプレッシャーを与えるなど、戦略的にゲームを進めることができるのが、テキサスホールデムポーカーの奥深く、面白い部分だと言えるでしょう。

時計回りにアクションを行っていって、ディーラーボタンまで順番が回ると、ブラインドをしているため、SBとBBはすでにベットしている状態になっています。

BBとSBは強制的にベットさせられているので、プリフロップに限りディーラーボタンの位置のプレーヤーの後にアクションをすることができます。

もし、ディーラーボタンまでコールかフォールドのみ回ったのであれば、ベットの最高額は20ドルなので、SBは10ドル追加してコールするか、レイズして上乗せするかを選ぶことができます。

もちろん、フォールドしてゲームから降りることもできます。

アクションは、フォールドしていないプレイヤーの賭け金が揃うまで時計回りに続きます。

もし、この時点で自分以外の全員がフォールドした場合、自分が勝者となり場に出ているチップ全てを獲得する事ができます。
そしてこの後のラウンドは行われず、ゲームは終了となります。

最終的に、プレイヤーがフォールドするかコールして、残っているプレイヤーが全員同じ額を賭けている状態になると、ディーラーが賭けられているチップを一箇所に集めて次のラウンドに進みます。

この時にできたチップの山をポットと呼びます。

2.フロップ

プリフロップが終了すると、二つ目のラウンド「フロップ」に入ります。

まずディーラーがカードの山の最上部を一枚捨てて、上から3枚を連続してオープンします。（これがコミュニティカードです。）

一番上部を捨てるのは、カードの傷やマークから、プレイヤーに何が出るのかを予測されるのを防ぐためです。

この3枚のカードがオープンされた状態を「フロップ」といいます。

この時点でコミュニティカードが3枚と手持ちのカードが2枚あり、この5枚で構成される役が現時点での自分の手役となります。

この後のラウンドでコミュニティカードがさらに2枚追加されるので、さらに手が発展するかもしれません。

このまま、SBから左回りにディーラーボタンまでアクションが回っていきます。

フロップでも、プリフロップと同様に、フォールドしていないプレイヤー全員が賭けたチップが同額になるまでアクションを続けます。

この時に、相手がいくら掛けるのかで、ある程度相手の強さを予測することもできますが、当然弱いのにたくさんベットすることも可能です。

自分のベットやレイズで他の参加者が全員フォールドすれば、自分の一人勝ちになるので、他のプレイヤーと比べて強い役を作れない時でも、時には勝利することができます。

さまざまな掛け方や振る舞いが考えられ、たくさんの戦略を組むことができるのがテキサスホールデムポーカーの面白い部分だと言えます。

全員のアクションが終わったら、またチップを集めポットに加えて次のラウンドに進みます。

3.ターン

ターンは、4枚目のコミュニティカードが開くラウンドのことです。

ターンでコミュニティカードがオープンされると、コミュニティカード4枚と自分の手札2枚の計6枚が見える事になりますね。

この時点での自分の手役はその6枚の内5枚を選択してできる一番強い役となります。

進行はフロップと一緒になります。

4.リバー

リバーが最終ラウンドになります。

リバーでは、最後のコミュニティカードがオープンされます。

このラウンドでも、全員がチェックで回るか、ベットまたはレイズに対してコールが入り、全員が同額になった時点で終了し、ショーダウンに入ります。

ショーダウンでは残ったプレイヤーが順番に手札をオープンし、一番強い役を持つプレイヤーがポットのチップを総取りします。

ショーダウンは一番積極的にベットをした人から時計回りに役を公開していきます。もし全員がチェックで回った場合は、SBから時計回りに役の公開となります。

ここで勝者が決まるので、ショーダウンが終わりポットのチップが勝者に渡った時点でワンゲームが終了します。

ゲームが終わるとディーラーボタンが左隣の人に移動し、次のゲームをスタートします。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

テキサスホールデムはルールは少し複雑ですが、とても奥深く戦略性の高いゲームです。

当然運も必要なゲームですが、プレイヤー対プレイヤーなので自分の実力が戦績に大きく影響を与えます。

世界では多くのプロポーカープレイヤーが存在していて、賞金数百億円規模の大会が開催される事も珍しくはない夢のあるゲームです。

今回の記事を参考にして、テキサスホールデムポーカーに挑戦してみてくださいね。

入金回数	入金額に対するボーナスの割合	限度額
初回	100%	$500
2回目	50%	$250
3回目	100%	$200

入金回数	入金額に対するボーナスの割合	限度額
初回	100%	$100
2回目	50%	$100
3回目	25%	$100
4回目	25%	$200