ギャンブルで勝つことにおいて、最も重要とされるのは何でしょうか。
「目標額の設定」「潤沢な軍資金」など、さまざまな意見がある中、勝ち続けている人たちはギャンブルで勝つことにおいて「損切り」が最も重要だと言います。
確かに、どれだけ勝っても負けた時に勝ち分を全て使ってしまえば意味がありません。損切りができれば、勝ち分を確保しつつ次の利益を待つことができます。
当記事では、ギャンブルで上手に損切りする方法を解説していきます。損切りがしやすいシステムベットや、損切りを身に着けたあとに遊びたいオンラインカジノも紹介していますので、ぜひご覧ください。
ギャンブルで損切りをする2つの方法
ギャンブルで損切りをする方法を2つご紹介します。
- 全体の損失額を基準にして損切りする
- ゲームごとの損失額を基準にして損切りする
①全体の損失額を基準にして損切りする
ギャンブルでは、人それぞれ持ち合わせている資金が異なります。
「10万円負けたら損切り」と言っても、10万円しか持っていない人が設定すれば全損ですし、100万円持っている人が設定しても適正ではありません。
そのため、「資金の●●%減ったら損切り」という設定が望ましいです。
仮に「20%負けたら損切り」とすれば、10万円スタートの場合8万円まで減ったら損切りし、100万円スタートの場合は80万円で損切りします。
損失が出た後は、スタートラインまで補充するか下げるのが定石です。この方法は、利益の設定基準にも使えるのでおすすめです。
②ゲームごとの損失額を基準にして損切りする
「20%負けたら損切り」というルールを設定し、10万円スタートで始めた資金が8万円になって損切りした場合、次は6万円を損切りラインに設定すべきかといえばそうではありません。
8万円からゲームを始めるため、そこから「20%負けたら損切り」を適用します。8万円の20%は16,000円なので、損切りラインは64,000円です。
逆に、利益が出て10万円になった場合は損切りラインは80,000円に引き上げます。このように、資金に応じて損切りラインを変えていく方法も役に立ちます。
ギャンブルで損切りが必要な理由
ギャンブルで勝ち続けている人は、毎ゲーム勝っているわけではありません。例えば、パチプロやプロ馬券師は勝つ日もあれば負ける日もあるのです。
他の勝てないギャンブラーとの違いは、損切りを徹底していることです。
ギャンブルで勝つためにはリスクとリターンのバランスが一番大事で、自分の資金にあったリスクを負いながらそれに見合うリターンを狙う必要があります。
大きなリターンを得るために大きなリスクを負うことを理解していれば、ここまで資金を減らしたら一旦引くべきという理屈もわかるはずです。
損切りが難しいのはコンコルド効果がはたらくから
ギャンブルで勝つためには適切な損切りラインを設定することが大事、というのはわかりました。
しかし、実際にギャンブルをし始めると、平気で1度決めた損切りラインを下回っても引くに引けず続けてしまい、ルールを破ったが最後破産してしまう方が後を絶ちません。
このように、損をするとわかっていても続けてしまうことを心理用語で「コンコルド効果」と呼びます。
これだけ投資しているのだから、当たって取り返せてもおかしくないだろうという心理はギャンブラー誰しもが陥ったことがあるはずです。
しかし現実は、続ければ続けただけ回収が難しくなっていきます。これが、勝てないギャンブラーを増やし、胴元を潤わせている原因の一つです。
損切りがしやすいギャンブルのシステムベット3選
感情的にならず機械的にベットすることで損切りをしやすくすることができます。
以下は損切りがしやすい3つのギャンブルのシステムベットです。
- マーチンゲール法
- ココモ法
- パーレー法
①マーチンゲール法
マーチンゲール法は負けたらベット額を2倍にしていくことで連敗しても利益を得られるシステムベットです。
一見必勝法に思えますが、ギャンブル初心者の人が最初に通るシステムベットとして有名で、負けたらベット額を上げて取り返す成功体験を経験してしまうのが危険なことです。
なぜなら、負けた場合は「損切り」を意識しなければいけないのに、マーチンゲール法は追い上げベットで損切りではなく破産してしまうまで賭け金を上げ続けるからです。
損切りもしつつ、マーチンゲール法も活用するなら「破産する●回前に止める」「資金の●●%無くなったら止める」といった損切りルールを決めるべきです。
以下は100ドルからマーチンゲール法を実践し、連敗した時の収支と残高の推移です。
マーチンゲール法 | ベット額($) | 損失額 | 残高($) |
---|---|---|---|
1連敗 | 1 | -1 | 99 |
2連敗 | 2 | -3 | 97 |
3連敗 | 4 | -7 | 93 |
4連敗 | 8 | -15 | 85 |
5連敗 | 16 | -31 | 69 |
6連敗 | 32 | -63 | 37 |
7連敗 | 64 | -127 | ― |
このように、ルールなしのマーチンゲール法だと連敗が続くと一気に破産してしまうため、損切りができなくなります。しかし、先述のルールを組み合わせれば損切りを上手く活用することができます。
例えば、6連敗時点でシステムベットが崩壊しているため破産とする場合、「破産2回手前で止める」ルールなら4連敗で止めるべきです。
「資金の30%を失ったら止める」ルールの場合は5連敗すると30%を失うことになるため、5連敗したら損切りします。
②ココモ法
ココモ法は、対象となる賭け枠が「3倍」のゲームに有効なシステムベットです。勝率が33%弱に下がる代わりに、賭け金の上がり方が緩やかなのが特徴です。
ココモ法では最初と2回目は1ユニット賭け、3回目以降は負けた場合「前回+前々回」のベット額を賭けることで1回の勝ちで損失を取り返せます。
以下は100ドルからココモ法を実践し、連敗した時の収支と残高の推移です。
ココモ法 | ベット額($) | 損失額 | 残高($) |
---|---|---|---|
1連敗 | 1 | -1 | 99 |
2連敗 | 1 | -2 | 98 |
3連敗 | 2 | -4 | 96 |
4連敗 | 3 | -7 | 93 |
5連敗 | 5 | -12 | 88 |
6連敗 | 8 | -20 | 80 |
7連敗 | 13 | -33 | 67 |
8連敗 | 21 | -54 | 46 |
9連敗 | 34 | -88 | 12 |
10連敗 | 55 | -143 | - |
ココモ法の危険な点は、マーチンゲール法のようにコンスタントな当たりが出にくく、連敗が起こりやすい点です。
マーチンゲール法の場合、勝つ確率は約50%なので破産する6連敗する確率は1.56%と低めです。対してココモ法は勝つ確率が約33%しかないため、破産する9連敗する確率は2.38%と高めです。
そのため、マーチンゲール法よりも早めに損切りラインを設定するのが無難です。
③パーレー法
パーレー法は、逆マーチンゲール法とも呼ばれるシステムベットで、勝ったら前回の賭け金を2倍にするものです。
ちなみに、2倍に限らずどんな倍率でもよく、勝ち額を次のゲームで全額賭けることでパーレー法は成立します。
以下は100ドルからパーレー法を実践し、連勝した時の収支と残高の推移です。
パーレー法 | ベット額($) | 獲得額 | 残高($) |
---|---|---|---|
1連勝 | 1 | 1 | 101 |
2連勝 | 2 | 2 | 103 |
3連勝 | 4 | 4 | 107 |
4連勝 | 8 | 8 | 115 |
5連勝 | 16 | 16 | 131 |
6連勝 | 32 | 32 | 163 |
7連勝 | 64 | 64 | 227 |
どの場面で負けても、収支は1ドルしか減らないのが魅力です。問題は、何連勝したら利益を確定させるかです。
パーレー法の損切りに関しては、負けた瞬間になるので、どのシステムベットよりも簡単に損切りできます。
しかし、実践してみると利益確定ラインの直前で負けると精神的に冷静になれず、続けて高額ベットをしてしまい破産してしまう人も多いです。
しっかりルールを守れば、破産に最も時間がかかる損切りしやすいシステムベットなので、どれだけ辛い瞬間が訪れても負けた瞬間に損切りすることを心がけましょう。
損切りを身につけたら遊びたいオンラインカジノ3選
損切りするスキルを身につけたら、実践してみましょう。
実践するのにおすすめのオンラインカジノを3つご紹介します。
- 遊雅堂
- ベラジョンカジノ
- インターカジノ
①遊雅堂
カジノ名 | 遊雅堂 |
---|---|
使える通貨 | 円 / ドル |
遊べるゲーム数 | 2,400種類以上 |
使える入金方法 | クレジットカード (VISA,JCB,Mastercard) 銀行振込 ベガウォレット 仮想通貨 Jeton ぺイズ(旧エコぺイズ) マッチベター |
使える出金方法 | 銀行送金 ベガウォレット 仮想通貨 ぺイズ(旧エコぺイズ) マッチベター |
入金不要ボーナス | 3,000円 |
入金ボーナス | 初回~3回目入金 合計10万円 |
遊雅堂を含め、ベラジョンカジノグループのオンラインカジノは損切り機能を付けることが可能です。「自己規制」から「ロス制限」を選ぶことで、その日最大でいくら負けたら遊べなくなるという強制ロスカット機能のような働きをしてくれます。
負けを認めるのは辛いですが、傷が浅いうちに手を打たないと取り返しのつかないことになってしまいます。うまく自動損切り機能を活用して、トータルでの勝ちを目指しましょう。
②ベラジョンカジノ
カジノ名 | ベラジョンカジノ |
---|---|
使える通貨 | ドル |
遊べるゲーム数 | 2,400種類以上 |
使える入金方法 | クレジットカード (VISA,JCB,Mastercard) 銀行振込 ベガウォレット 仮想通貨 Jeton ぺイズ(旧エコぺイズ) マッチベター |
使える出金方法 | 銀行送金 ベガウォレット 仮想通貨 ぺイズ(旧エコぺイズ) マッチベター |
入金不要ボーナス | 30ドル |
入金ボーナス | 初回~3回目入金 合計1,000ドル |
ベラジョンカジノは、先ほどご紹介した遊雅堂よりも10年先にサービスを開始しています。
12年という長い歴史のあるカジノで、人気No.1オンラインカジノとして知られています。
さまざまなオンラインカジノサイトが消えては増えの繰り返しをする中で、オンラインカジノプレイヤーは一番使いやすいカジノを選びます。無数のオンラインカジノがある中で、ベラジョンカジノの使いやすさとオファーの多さが多くのプレイヤーの心をつかんでいます。
円安のため、円で遊ぶ遊雅堂よりも1.4倍相当もボーナスが多くもらえます。未登録の方は、円安のうちに入金ボーナスを受け取ることをおすすめします。
③インターカジノ
カジノ名 | インターカジノ |
---|---|
使える通貨 | ドル |
遊べるゲーム数 | 2,400種類以上 |
使える入金方法 | クレジットカード (VISA,JCB,Mastercard) 銀行振込 ベガウォレット 仮想通貨 Jeton ぺイズ(旧エコぺイズ) マッチベター |
使える出金方法 | 銀行送金 ベガウォレット 仮想通貨 ぺイズ(旧エコぺイズ) マッチベター |
入金不要ボーナス | 30ドル |
入金ボーナス | ウェルカムキャッシュバック最大 500ドル |
遊雅堂が2021年設立、ベラジョンカジノが2011年設立、ではインターカジノは何年に設立されたと思いますか?
正解はなんと、1996年です。現在、日本で馴染みのあるオンラインカジノの中では最も歴史のある老舗オンラインカジノのひとつで、25年以上の歴史を感じさせないポップでエレガントな雰囲気を感じられます。
インターカジノのウェルカムオファーはご紹介した2つの姉妹カジノとは違い、遊べば遊んだだけもらえる出金条件のない最大500ドルのキャッシュバックとなっています。
受け取り期限が登録してから6ヶ月間となっているので、期限切れになる前に最大獲得額を受け取れるように遊び尽くしましょう。
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ギャンブルの損切りに関するFAQ
まとめ:ギャンブルを長く楽しむために損切りを身につけよう
ギャンブルにはさまざまな戦略がありますが、一番気をつけなければいけないことに目を背けず立ち向かえる人がわずかな勝ち組になれます。
心理的に少しでも負けると取り返したくなってしまうのは全員同じです。ギャンブルは負けを取り戻したくなるから、最終的に破産するまで賭け金を上げ続けてしまうのです
損切りルールを決めて、必ず守ることができればギャンブルで破産することなく資金を増やしていけるはずです。